[HTML&CSS]擬似要素と擬似クラスの種類と使い方[後編]

擬似要素と擬似クラスの種類と使い方[後編]

今回は、擬似要素と擬似クラスの種類と使い方[後編]の擬似クラスについて解説していきます。

主な擬似クラスは以下になります。

:hover要素をホバーしたときの指定
:active要素をクリックして離すまでの指定
:focus要素をクリックした後の指定
:linkまだ訪問していないリンクに対しての指定
:visited訪問したリンクに対しての指定
:checkedラジオボタンなどがチェックされた時の指定
:nth-child(n)親要素内のn番目の子要素を指定
:first-child親要素内の最初の子要素を指定
:last-child親要素内の最後の子要素を指定
:nth-of-type(n)親要素内で同じ種類の子要素のn番目を指定
:not(A)A以外の要素に対して指定

それでは、デモを使いながら解説していきます。

擬似クラスの種類と使い方

擬似クラスとは?

擬似クラスとは、HTML要素が特定の状態のときに、スタイルを適用する場合に使います。

例えば、『:focus』を指定した場合、要素をクリックした後のスタイルを適用します。

HTML


<a href="#" class="link-red">ページクリック後の指定</a>

CSS


.link-red{
  font-size: 1.5em;
}

.link-red:focus {
  color: red;
}

ブラウザでの表示

このように、擬似クラスを使うと、特定の状態のとき(ここで言うクリックした後)のスタイルを適用することができます。

それでは、それぞれの擬似クラスの使用例を見ていきましょう。

:hover

:hoverは、要素をホバーしたときの指定を行います。

使用例

See the Pen WNxGrdM by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:active

:activeは、要素をクリックして離すまでの指定を行います。

使用例

See the Pen RwRGrVa by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

デモの『クリックしてね!』をクリックすると、クリックをして離すまでは、テキストが赤くなりますが、クリック後は、元のスタイルに戻っているのがわかります。

:focus

:focusは、要素をクリックした後の指定を行います。

使用例

See the Pen ExygPGY by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:link

:linkは、まだ訪問していないリンクに対しての指定を行います。

使用例

See the Pen NWrRxJz by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:visited

:visitedは、訪問したリンクに対しての指定を行います。

使用例

See the Pen RwRGrOV by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:checked

:checkedは、ラジオボタンなどがチェックされた時の指定を行います。

使用例

See the Pen pobEyJY by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:nth-child(n)

:nth-child(n)は、親要素内のn番目の子要素を指定を行います。

使用例

See the Pen pobEyyB by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:first-child

:first-childは、親要素内の最初の子要素を指定を行います。

使用例

See the Pen gOMwrwe by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:last-child

:last-childは、親要素内の最後の子要素を指定を行います。

使用例

See the Pen bGewpBm by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:nth-of-type(n)

:nth-of-type(n)は、親要素内で同じ種類の子要素のn番目を指定を行います。

使用例

See the Pen vYKXGxW by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

:not(A)

:not(A)は、A以外の要素に対して指定を行います。

使用例

See the Pen abZmNwm by ryu (@ryu-no-sss) on CodePen.

まとめ

前回と今回で、主要な擬似要素と擬似クラスについて解説しました。

主要な擬似要素

:before要素の前に追加される
:after要素の後に追加される
:first-letter要素の一文字目を指定
:first-line要素の1行目を指定
:selectionテキスト要素をクリックまたは、ドラッグした際の要素を指定

主要な擬似クラス

:hover要素をホバーしたときの指定
:active要素をクリックして離すまでの指定
:focus要素をクリックした後の指定
:linkまだ訪問していないリンクに対しての指定
:visited訪問したリンクに対しての指定
:checkedラジオボタンなどがチェックされた時の指定
:nth-child(n)親要素内のn番目の子要素を指定
:first-child親要素内の最初の子要素を指定
:last-child親要素内の最後の子要素を指定
:nth-of-type(n)親要素内で同じ種類の子要素のn番目を指定
:not(A)A以外の要素に対して指定

擬似要素については、以下の記事で解説しています。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。